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幻想夜話:24 [過去の創作ノートから]

今回は、なかなか強敵(笑)。
どんなことを考えていて、この物語を書いたんだろう。

自分が書いたものの中に底通するのは何だろう。
光の射さない道をゆけばわかるかな。

+++

 もしかしたら、君はもう知っているかも知れないけれど
 教えてあげる。

 ネジの外し方と、こころのこわし方。


 そう、そこにすわって。
 何もチカラを入れる必要なんてないさ。
 ことばが、
 僕のことばが、
 君のアタマの中を麻痺させるんだ。
 じりじりするかい?
 僕にはね、毒のついたトゲがあるんだよ。

 
 僕とあそんでくれてありがとう。
 ご褒美に
 何か好きなものをあげるよ。
 君は何がほしい?


 ネジなんて、外そうとしなくたって
 勝手に落ちていくものなのに。
 こころなんて
 意識しなくたって
 こわれていくものなのに。

 だけど
 僕が教えてあげるよ。

 それが僕のこころのおんど。



 おやすみ。
 

 

 +++

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