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幻想夜話:13 [過去の創作ノートから]

ふと偶然出会った映画に、思いがけないほどの強いショックを受ける・・・
そんな出来事はきっと誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。

岩井俊二監督が気になって、偶然手に取ったレンタルDVDがCHARAと浅野忠信が出演する『PiCNiC』(1994)でした。シュールな映像もあって、みる人によっては拒否反応が出るかも知れない、そんなインパクトのある作品だと思います。

私は最後にCHARA演じるココが「あたしが死ねば、この世は終わるのよ。」と言って死んでしまうシーンが特に印象に残りました。超主観的な言葉ですが、ある意味正しいなと。

そんな出会いから書いたのが、この作品です。


■参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/PiCNiC

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幻想夜話:14 [過去の創作ノートから]

過去のテキストを振り返ると、そっと過去の自分を抱きしめてあげたくなる衝動に駆られます(笑)。
幻想夜話のシリーズを書いていた頃の私は、月夜のような時間に生きている。
テキストから感じるのは蒼白い世界に、ほんの少し漂う淡いイエロー。

今では、こんな世界を描くことは出来ませんが
人はこんな風に人生の時間を積み重ねながら、色取りを変えていくのでしょうか。
・・・ん?まるでピカソの“青の時代”みたい。
もちろん、彼と比べるまでもないのですが(笑)。

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