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幻想夜話:13 [過去の創作ノートから]

ふと偶然出会った映画に、思いがけないほどの強いショックを受ける・・・
そんな出来事はきっと誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。

岩井俊二監督が気になって、偶然手に取ったレンタルDVDがCHARAと浅野忠信が出演する『PiCNiC』(1994)でした。シュールな映像もあって、みる人によっては拒否反応が出るかも知れない、そんなインパクトのある作品だと思います。

私は最後にCHARA演じるココが「あたしが死ねば、この世は終わるのよ。」と言って死んでしまうシーンが特に印象に残りました。超主観的な言葉ですが、ある意味正しいなと。

そんな出会いから書いたのが、この作品です。


■参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/PiCNiC

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幻想夜話:14 [過去の創作ノートから]

過去のテキストを振り返ると、そっと過去の自分を抱きしめてあげたくなる衝動に駆られます(笑)。
幻想夜話のシリーズを書いていた頃の私は、月夜のような時間に生きている。
テキストから感じるのは蒼白い世界に、ほんの少し漂う淡いイエロー。

今では、こんな世界を描くことは出来ませんが
人はこんな風に人生の時間を積み重ねながら、色取りを変えていくのでしょうか。
・・・ん?まるでピカソの“青の時代”みたい。
もちろん、彼と比べるまでもないのですが(笑)。

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幻想夜話:15 [過去の創作ノートから]

この物語を書いたのは2007年の冬。まだいろいろ青臭い(笑)感受性が活発で、たくさん悩んだり迷ったりしていた頃のようです。読み返すと恥ずかしくもありますが、こんな痛々しい道を歩きながらみんな大人になっていくのかも知れません。・・・でも、何の苦痛も感じなくなるのが大人だなどと勘違いするのは怖いことですね。


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幻想夜話:16 [過去の創作ノートから]

ステキな絵葉書を見ると、つい衝動買いしてしまうというクセが抜けません(笑)。この作品は、ある美術館で見かけて衝動買いした絵葉書からインスピレーションを得て書いたものだったと記憶しています。こういう作業って、今はなかなかやらなくなりましたが、楽しいですよね。また、トライしてみたいな。

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幻想夜話/17 [過去の創作ノートから]

最近は庭でトカゲをよく見かけたり、
野山を散策したり近所に出かけてもトカゲをよく見かけます。
以前は苦手意識もありましたが、
なぜか最近はトカゲを見ると笑顔で話しかけてしまいます(笑)。

過去の創作ノートを忘れた頃にひも解くと、
恥ずかしいくらいの傷や痛みに向けて、
自然と笑顔で話しかけてしまいます。
「・・・もう、痛くないね。大丈夫だ。」

苦手なものも、痛みや苦痛も、
ときと共に笑顔に収れんされていくなら、
生きていくことも悪くはないですね。


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幻想夜話18 [過去の創作ノートから]

昔話を聞くのが大好きでした。「むかし昔、あるところに・・・」からはじまる物語。子供のころは特に不思議に思いもせず、本を読んだりTVのアニメを見たりして楽しんでいました。

でも、ふと大人になってそれらの背景やディテールの奇妙さが不思議になったり怖くなったり・・・。

私は以前から過去と現在がごちゃ混ぜになるような状況を想像するのが好きだったようですね(笑)。


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幻想夜話:19 [過去の創作ノートから]

久しぶりに、過去の創作ノートから作品をご紹介しようと思って。
世間では『鬼滅の刃』が大人気ですが
偶然、今回は「鬼」が登場しています。
・・・自分ながら、さてはて、どうしてこんな作品書いたんでしょうね(笑)。
でも自分に謎を深めるって、ちょっと楽しいです。


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幻想夜話:20 [過去の創作ノートから]

言葉が淡々と置かれてゆき
そこに意味がないほどに
悲しいというときが人生にはあるのかも知れません。

自分の過去ながら、
この物語はそんな自分の痛みすら忘れた今だからこそ
優しい気持ちで受け止めることが出来るような気がします。


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幻想夜話:21 [過去の創作ノートから]

キッチンにいると割と現実的なことしか考えないのですが
今回の物語はそうじゃなさそう。

自分で描いたものながら怖いです(笑)。

人は自分であっても過去と現在では他人なのかも知れません。
そう考えれば、いつかの未来の私も
今の私じゃないんでしょうか。

細胞さえ、3か月ですべて再生されるんですものね。


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幻想夜話/22 [過去の創作ノートから]

ある時読んだ幻想的な童話の1シーンや、
子供のころに聞いた昔ばなしのモチーフや
浮かんでくる奇妙なイメージなどなどを
むやみやたらと縫い合わせたような、
奇妙な物語ですね(苦笑)。

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