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幻想夜話/23 [過去の創作ノートから]

親戚の、私は会ったことはないけど、とても綺麗なお姉さんのことを
親戚の家に集まっていたときに聞いたことがありました。

そのお姉さんは日ごろから物静かで、とてもやさしい性格の人だったとか。
でも、長い入院生活の末に若くして亡くなってしまったらしいんです。

そのお姉さんが亡くなった日、
その日の夜も私が親戚の家に集まっていた時のように、
何人かが集まっていたそうです。
「〇〇ちゃん、どうしてるんかなぁ、もうだいぶ長いやろう。」
「ほんまやなあ・・・」
すると、玄関の方で声がして
「お姉さん、すみません・・・。」

それは入院しているはずの、あのお姉さんの声だったそうです。
「なんや、もうようなったんか。」
「あがっておいで。」
親戚が声をかけても、いっこうに入ってこないのでヘンに思っているところへ
お姉さんが亡くなったという電話が。
玄関への引き戸を開けると、そこには誰もいなかったそうです。

その時の出来事について、親戚のみんなは怖いとかそういうのではなく
「ああ、ずっと話も出来なかったから、来てくれたんやね。」と
不思議とあたたかい気持ちになったといいます。
また、別の親戚にはお姉さんから電話があったそうです。
お姉さんはずっと寝たきりで、親戚に言いたいことも言えないまま逝ってしまったので
ひとこと、なにか伝えたかったのかも知れませんね。


今回は、その時のエピソードからインスピレーションを頂きつつ
ちょっと怖い感じになっています(笑)。

今となっては死にまつわるエピソードも、血の通った近い縁の者同士の間では
単に怖いとか、そういうのはでなく、もっと自然で温かいもののように思えます。

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幻想夜話/23 [過去の創作ノートから]

もうすぐ十五夜。
月からみえる兎は日本独自のものらしいですね(西洋では蟹だとか)。

月をみながら妄想に浸るのも楽しそう(笑)。

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幻想夜話:24 [過去の創作ノートから]

今回は、なかなか強敵(笑)。
どんなことを考えていて、この物語を書いたんだろう。

自分が書いたものの中に底通するのは何だろう。
光の射さない道をゆけばわかるかな。

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幻想夜話:25 [過去の創作ノートから]

ある作品にふれて、ふとインスピレーションを得る・・・
そんなことって、ありますよね。

今回ご紹介するのは、そんなパターンのようです。
へー、こんな感性してたんだ・・・やっぱり壊れてたっぽいね(笑)。

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幻想夜話:26 [過去の創作ノートから]

今日は朝からパソコンのブックマークの整理をしていました。
そうしたら、過去に書いていた創作ノートが見つかりました。

気恥ずかしさもありますが(笑)、
せっかくなのでこちらでご紹介していこうと思います。
過去の創作ノートを遡っていくので
最終アイデアから最初のアイデアへと戻っていくような形で
ご紹介していきます。

今となっては、もうこういった文章は書かなくなりましたが
マインドとしては残っているかな、なんて思います。

お楽しみいただければ幸いです☆

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タグ:幻想;小説
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